サラダホール|阪南市立文化センター

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第33回皿田能開催される

2025年01月25日(土)

1月11日(土)午後、サラダホール大ホールで、恒例の皿田能が開催され

した。今回で第33回を数えます。

サラダホール開館35周年記念事業して行われました。

 

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当日は好天に恵まれ、多くのお客様がご来場くださいました。

昨年好評だったホワイエでの抹茶とお菓子のご接待も継続、13時の開場

から開演10分前までの約50分、実行委員有志方々によってふるまわれ、

100名以上の方々が開演前に「和」の雰囲気をゆったりと楽しまれました。

14時、上甲新市長のご挨拶に続き、奥野実行委員長がご挨拶、皿田能が始

りました

 

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舞囃子「松風」(シテ 井本大)で華やかに始まり、

狂言「佛師」(善竹隆司)のおおらかな笑いが客席を包みます。

休憩をはさんで、後半に能「鉄輪(かなわ)」(山本博通)が上演

されした。

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夫の不実を恨み嫉妬する都の女性。その激情は鬼の姿になった生霊の

出現にまで至ります。陰陽師・阿部清明が登場して、その恨みを鎮めます。

人を想う心の葛藤、激しい展開の曲に観客は引き込まれていました。

ご来場いただいた皆様には、無駄をそぎ落とした簡素な能舞台の雰囲気、

出演者豪華な衣装や、能独特の演技、緊張感あふれる和楽器の響き、

そして地謡迫力など、生の舞台で接してこそ感じ取れる、能楽の魅力を

十分にご堪能いただけたのではないかと思います。

来年も引き続き開催される予定です。

 

 

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また皿田能終了後には、「能楽こども教室」の発表会も行われました。

11月から10回にわたりお稽古を続けてきた10人の子供たちが「仕舞」を

披露し、客席から大きな拍手を送られていました。

来年もぜひ、「皿田能」に足をお運びください。